利活用手続き

契約手続き

Q1. 利活用の試料等提供基本契約書(MTA)を、複数年度にわたって締結することは可能ですか?

利活用者とのMTAの契約期間は原則、利活用申請書及び研究計画書に記載された研究期間に準じます。期間は最長5年までとしています。但し、年度毎に報告書を提出していただきます。

試料・データの提供方法と条件

解析室

Q1. 解析をする場所はありますか。

研究代表機関である国立健康危機管理研究機構(東京)の内部にiCROWNのリポジトリの解析室を準備しております。

保管している試料・データ

試料

Q1. 検体調整の手技や、調整手順について教えてください。

検体調整の手技や手順は、「試料調整手順書」をダウンロードしてご覧ください。なお、国立健康危機管理研究機構とのMTAを締結後でなければ当該試料をご提供できませんのでご注意ください。

Q2. 試料のクオリティコントロールはどのようにされていますか。

iCROWN参加機関において採取された検体は、iCROWN指定の検査会社により回収され一定の温度下で管理されて検査会社のラボに運ばれます。検査会社にて血液は血漿、PBMC、DNAに調製され、iCROWN指定の保存チューブに分注され凍結されます。これらの試料は凍結したまま国立健康危機管理研究機構に納品されます。その後、DNAの一部はヒトゲノム解析に利用されます。鼻咽頭ぬぐい液、唾液、皮膚ぬぐい液、便などの検体も検査会社にて調製されiCROWN指定の保存チューブに分注し、凍結したまま国立健康危機管理研究機構に納品されます。鼻咽頭ぬぐい液、唾液、皮膚ぬぐい液などの試料の一部は、国立感染症研究所にて病原体ゲノム解析および病原体分離に利用されます。iCROWNのリポジトリでは-80℃及び-150℃の自動倉庫で、24時間365日温度の管理などを行い、試料の質を確保し利活用に円滑に対応できるように保管しています。

Q3. 凍結融解は行われていますか。

試料の種類によっては利活用分注時に行う場合があります。

利活用成果

成果報告

Q1. iCROWNのリポジトリから提供された試料等を用いて、学会発表や論文掲載をする場合には、どのような手続きが必要ですか。

研究成果等を公表する際は、利活用試料等がiCROWNのリポジトリから提供されたことを謝辞およびmethodsにおいて明示すること、その公表資料の写しを速やかにiCROWN利活用窓口へ送付することが利活用規約に規定されています。詳細は公開文書より、利活用規約をご覧ください。

Q2. 謝辞の書き方を教えてください。

以下の文を例として、適宜修正してご使用ください。
例)The data and biospecimen used for this research were provided from the iCROWN (Infectious Disease Clinical Research Network with National Repository) that was commissioned by the Ministry of Health, Labour and Welfare of Japan.

その他

Q1. 感染症臨床研究ネットワークにおけるリポジトリ利活用規約第10条1項の但し書き①「統計学的処理等」とは、どのような処理ですか。

登録症例や収集試料・収集情報の概要の把握、事業の実績報告や利活用相談対応等を目的として、平均値等の統計指標の算出、区間推定や時系列データのグラフ化などを行う情報処理を指しています。臨床情報を用いた統計的検定や、予防法・治療法等の有効性や安全性を評価することを目的とした情報処理は含みません。なお、ジェノタイピングデータに対するジョイントコールは、ゲノム解析研究を行う利活用者が使用するためのデータを作成するために適宜実施しますが、他の研究から移譲された試料を用いて得られたジェノタイピングデータについては、移譲元とiCROWNとの合意内容に基づいて対応を行います。

Q2. 試料管理倉庫の見学はできますか。

申し訳ありませんが見学は行っておりません。